Chapter 01スリッカーは何をする道具か

スリッカーは、革の断面(コバ)をこすって、摩擦で磨き上げるための木製の道具です。コバに仕上げ剤を薄く塗ってから、スリッカーの溝に当てて素早くこすると、毛羽立ちが寝てなめらかになり、ツヤが出てきます。

コバだけでなく、革の裏側(床面)を磨くときや、革を押さえて圧着するときにも使えるものがあります。どんな使い方ができるかは製品ごとに違うため、商品説明で確認してください。

Chapter 02溝のサイズと革の厚みの合わせ方

スリッカーの多くには、幅の違う溝がいくつか彫られています。磨くときは、革の厚みに合う溝を選んでコバを当てるのが基本です。溝の数が多いものほど、薄い革から厚めの革まで1本で対応しやすくなります。

財布や小物のように薄めの革を使うことが多いのか、ベルトのように厚い革も磨くのかで、必要な溝の幅は変わります。購入の前に、溝の数と、作りたい物に使う革の厚みを照らし合わせてください。

Chapter 03棒型と円錐型の違い

まっすぐな棒に溝を彫った棒型は、直線のコバを長く磨くのに向いた形です。一方の円錐型(コーンスリッカー)は、円錐の曲面をコバの曲線に合わせてこすれるため、カーブの部分や、持ち手の穴の内側のように棒型では当てにくいところを磨けます。

円錐型の中にも、溝が彫られていて直線のコバにも使えるものがあります。はじめの1本は溝のある形、曲線や丸穴を磨く機会が増えたら円錐型を足す、という順番で考えると選びやすくなります。

Chapter 04磨き方の基本

磨く前に、ヘリ落としで角を落とし、ヤスリで断面を平らに整えておきます。そのうえで仕上げ剤をごく少量塗り、革の厚みに合う溝で素早くこすります。「塗る→磨く→ヤスリ→また磨く」を何度か繰り返すのが、なめらかなコバに仕上げる近道です。

仕上げ剤は塗りすぎると、固まったりシミになったりする原因になります。薄く塗ることを心がけてください。厚手の布(帆布)を指に巻いてこする磨き方もあり、スリッカーと使い分けると仕上がりの幅が広がります。

Chapter 05選ぶときの目安

木の素材や表面の仕上げも製品によって違います。仕上げ剤がしみ込みにくい表面仕上げのものは、使ったあとに拭き取って手入れしやすいことを特長にしています。まず手頃な1本を試したい人は円錐型の定番品、手入れのしやすさを重視するなら表面仕上げのあるもの、長く使う前提なら木の素材にこだわった上位品、と考えると選びやすくなります。

価格とレビューは販売ページの最新の値を表示しています。購入の前に、溝の数とサイズ、形、素材が作りたい物に合っているかを販売ページで確認してください。

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協進エル コーンスリッカー(15cm)

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協進エル コーンスリッカー(15cm)

協進エルのコーンスリッカー(長さ15cm)。4本のへり磨きの溝、丸穴を磨ける握り、造形に使える半円部分があると商品説明にあり、直線のコバと丸穴の両方を1本で試したい人向け。

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ブラックコーンスリッカー(黒檀仕様)

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ブラックコーンスリッカー(黒檀仕様)

黒檀を使い、表面をツヤのあるコーティングで仕上げたコーンスリッカー。コバ処理剤が染み込みにくく、使用後は布やティッシュで拭けばきれいになると商品説明にあり、手入れのしやすさを重視する人向け。

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クラフト社 桜丸 ウッドスリッカー

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クラフト社 桜丸 ウッドスリッカー

小田原の木工職人によるクラフト社オリジナルのウッドスリッカー。緻密で強靭な桜の無垢材を使い、コバ・床面磨きのほかレザークラフトのさまざまな工程で使えるマルチツールと商品説明にあるため。

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